石川県ごみ拾い・GPSアートコンテスト
審査結果発表
県では、海ごみの発生抑制や清掃活動への参加を促進するため、楽しみながらごみ拾いできる取り組みとして、令和5年5月30日から10月31日まで募集していた「石川県ごみ拾い・GPSアート」について、審査の結果、10点の入賞作品を決定しました。
- 応募総数 27点
- 入賞作品
- 最優秀賞 1点
- 優秀賞 2点
- 入選 7点
- 審査員
- Yassan(GPSアーティスト)
- 堀田隆志(高等学校教諭)
- 石川県生活環境部資源循環推進課長
最優秀賞
- 作者コメント
- ゴミを拾う人を描きました。GPSアートは難しいですがゴミ拾いは簡単なのでまた清掃活動をしようと思いました。
- 審査員評価
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- 海岸でごみ拾いしながら移動した軌跡で描く「ごみ拾いする人」は、コンクールのテーマ・メッセージ性に合致した作品です。海岸では道や目印が少ないため移動が大変だったと思いますが、よく考えながらルートを選んで歩いてる様子が伺えます。
- 複雑な図柄(コース)でしたが、根気強く時間をかけて描いたと思います。その努力も感じられる作品になったと思います。
優秀賞
- 作者コメント
- 内灘海岸は広いので、大きくくじらを描きました。ゴミ拾いしながらのGPSアートは大変でしたが、くじらが出来上がった時はとても感動しました。素敵なイベントありがとうございます。
- 審査員評価
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- 海岸を移動して描いた海洋生物「くじら」という、場所とモチーフが合っていました。また、コースは一筆書きで、線が交差したり重複しないよう推敲している点に好感が持てました。
- 何度も往復することでクジラの口や腹部をうまく表現しており、動きに躍動感があり、見応えがあります。
- 作者コメント
- 内陸部ですが、海に流れるゴミが少しでも少なくなるといいな〜と思いながら、オカメインコ、歩いてみました。
- 審査員評価
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- 道路の確度やカーブの組み合わせをよく観察し、無駄な曲がり角によるギザギザが少ない秀作です。
- 複雑な形状でしたが効率よく描かれてます。
能登の海賞
- 作者コメント
- 兼六園のことじ灯篭を描いてみました。実際の海岸では草木が多く茂ったブッシュを通らないとラインから外れるので大変でした。要領がわかったので、次も何か描きたいと思います。
- 審査員評価
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- 石川県らしいテーマ。キャンバスは道路のない砂浜でしたが、航空写真に映るけもの道や茂みを目印にコースを考えて描いています。
実際は航空写真のようなコンディションと異なり、アップダウンや道なき道を踏破したと想像できます。大変おつかれさまでした! - バランスよく表現されており、石川県らしさを感じます。
- 石川県らしいテーマ。キャンバスは道路のない砂浜でしたが、航空写真に映るけもの道や茂みを目印にコースを考えて描いています。
加賀の海賞
- 作者コメント
- 専光寺浜や犀川はごみが漂着しやすいポイント。
そのポイントを繋ぎ、環境保護の象徴タツノオトシゴを描きました。20㎞を走り抜けラストの浜でごみ拾い。頭のギザギザはその結果です。 - 審査員評価
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- 川沿いのごみ拾いと海岸のごみ拾いの両方を行ないながら、海洋生物まで描いてしまっている秀作です。
- 河川のカーブや海岸線の特長、道路の道筋といった細部にまでこだわり、丁寧にモチーフが表現されています。
- 先端の丸まった部分の丁寧さと計画性に驚きました。
里海の生物多様性賞
- 作者コメント
- 素敵な仲間と石川の海岸線583キロのほんの少しを。冬が訪れる前に。石川の代表的なカニさんを描いてみました
- 審査員評価
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- コンクールの主旨である「里山の生物多様性」とモチーフが合致していました。
- 偶然かもしれませんが、迷いながら踏破した軌跡がギザギザ線として残り、それがカニの表面のテクスチャーを表現している点に工夫が感じられました。
- ハサミや足のギザギザした部分がカニらしさを際立たせてとても良い。
ごみ拾いで健康賞
- 作者コメント
- 「ONE TEAM」になって頑張れ日本!応援しています!
- 審査員評価
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- 大勢がひとつになって海ごみのゴミ拾いをし、環境美化に努めたチームワークが感じられました。描いた「ONE TEAM」とやったことの整合性に感心しました。
ごみ拾いは美術賞
- 作者コメント
- 「商工会の日」県下統一福祉増進事業の推進日として、津幡町役場周辺の清掃活動を実施いたしました。GPSアートは津幡町のロゴマーク「1・2・SUN」を描きました。
- 審査員評価
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- 「地域に根差したGPSアート」として興味深い作品でした。地域の記念日に、地域の団体が、地域のスローガンを描きながら環境美化に努めています。地域の大型イベントとして計画・実行した努力が伺えました。
- 今後もさらに多くの人達で参加してほしい作品です。
ごみ拾いは資源循環賞
- 作者コメント
- 金沢駅~諸江町周辺をプロギングマーク?風にGPSアートしてみました。
- 審査員評価
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- プロギングマーク(ハートマークの付いたゴミ袋)が、当コンクールのテーマに合っています。また、多くの作品を制作いただけました。
日々の社会貢献活動・環境美化がGPSアートにできる可能性を示してくれました。 - ハートマークを上手く表現しています。
- プロギングマーク(ハートマークの付いたゴミ袋)が、当コンクールのテーマに合っています。また、多くの作品を制作いただけました。
ごみ拾いは希望賞
- 作者コメント
- 5/30は、ゴミ0の日ということで、ゴミ拾いランニングを決行。金沢市に大きな願いを込めて、大きく『ゴミ0』と描きました。1人1人気をつけて、早くゴミ0の日が来ると良いです!!
- 審査員評価
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- まち歩きしながらごみ拾いし、移動した軌跡が「ゴミゼロ」になっています。道路のカーブや角度を選んでコース計画しているため、カクカクしたラインが少ない。
- 全体のバランスも考えながら可読性のある文字が描けています。
- 地形、道を活かして上手く表現しています。
入賞者プレゼント
お問い合わせ
- 石川県生活環境部 資源循環推進課 資源循環グループ
- 〒920-8580 金沢市鞍月1丁目1番地
- TEL.076-225-1849/FAX.076-225-1473
- E-mail jyunkan@pref.ishikawa.lg.jp