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活動団体情報

NPO法人いしかわ農林水産サポートネット

平成21年に設立した当法人は、農林水産物等の生産やその利活用の支援、環境と調和のとれた里山里海の保全、農山漁村地域が持つ多面的機能の維持・発揮、県民への理解促進に寄与することを目的に活動している。

■修学旅行生への田植え体験指導・支援活動
能登町の「春蘭の里」では、大阪の中学校からの修学旅行生を受け入れている。受け入れ人数は1回180人前後と多く、しかも全員が田植え体験が無い。そのため、地元の民宿関係者だけでは対応が難しく当法人へ田植え作業全般の指導依頼があった。指導は田んぼの中での足の抜き方から始めるが、中には尻もちをついて泥だらけになる生徒等、悪戦苦闘する生徒を励ましながらの指導となった。

■中山間地域集落の活性化を目指した果樹栽培指導活動
数年前、七尾市西谷内集落の草刈りボランティアに参加した折、果樹による地域活性化(桃源郷づくり)を提案したところ、カキやウメなど従来の家庭果樹だけでなく、新たにモモ等新しい果樹苗木の導入も進んで、夢が実現することになり、責任をもってその指導に当たっている。

■小学校でのサケの生態学習指導活動
河川環境の維持と小学生への環境教育の一助として、ふ化した河川に回帰するサケの放流を計画した。七尾市の小学校を対象に、サケのペットボトル飼育を指導し、ふ化した稚魚は2月下旬に放流した。(一部のサケの卵に病気が出たため、現在は休止中である。しかし子供たちが強い関心と興味を示すことから、卵の提供が受けられ次第再開することにしている。)

■山間地での特産品(ワサビ)づくり支援活動
白山麓の山間地の特性を活かしたワサビ栽培の指導は今年で3年目になる。苗を植えた直後に大水で流される不運もあったが、その後比較的順調に生育し2~3年経て収穫できるまでになった。いしかわ耕稼塾の「6次産業化研修」を受講するように勧めた結果、加工品(葉わさび漬け、なんば味噌等)の製造・販売もできるまでになった。

団体概要

お問い合せ

NPO法人いしかわ農林水産サポートネット(担当:野畠・千田・髙山) 〒920-3101 石川県金沢市才田町戊295-1 石川県農業総合研究センター内 TEL: 080-2952-4640